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■2004年6月22日 ■スケッチポイント-仙台市泉区八乙女公園 台風一過の6月22日午前、晴天の下八乙女公園にてNHK泉文化センター『淡彩スケッチ講座』を開きました。かなり広い公園です。気温は30度前後で木陰を探してのスケッチ。なんということのない木立を一枚描いたところにポイントに詳しい生徒さんから「いいところがあるんですよ!」と連れて行かれたのが公園のはずれ。台風が過ぎ去った後ということもあり空気がとても澄み、七北田川の向こうの泉ヶ岳がきれいでした。 |
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午後は同じ場所で河北TBCカルチャーセンターの『水彩スケッチ散歩』。橋のある風景は『水彩スケッチ散歩』の講座で描いたものです。こちらもあわせてご紹介いたします。 |
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■日時-10月21日午前9時仙台出発-午後4時仙台着 ■スケッチポイント-宮城県登米町 ■天候-晴 |
宮城の明治村と呼ばれる町があります。登米町です。秋の空高い10月、一台のバスを貸し切って、講座の有志23名、そして講座OB、OG2名の総勢25名でのスケッチ行となりました。OGさんは遠く北海道旭川からこの日のために駆けつけてくれました。 登米町は仙台から北へ1時間半あまり、周囲を田園に囲まれ、町中を北上川が静かに流れる町です。町に着くとみなお気に入りのスケッチポイントを探しに散りました。武家屋敷通り、町のランドマーク的存在の教育資料館、警察署、北上川河畔と絵を描くポイントはたくさんあります。小さな町ですが一日では描ききれないよ〜、と、皆お昼もそこそこにスケッチブックに向かっていました。(清川という鰻屋さんで美味しい鰻!ごちそうさまでした) 午後2時30分、稲刈りが終わった風景をバスの車窓に見ながら、帰路につきました。そして仙台到着午後4時。あっという間の1日でした。 最後に企画してくださった世話人の方々に感謝申し上げます。 私が描いた絵は、町中をゆったり流れる北上川の風景でした。 |
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![]() ◎北上川河畔にて ■紙-WATERFORD-White水彩紙F4スケッチブック |
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■夏のスケッチダイジェスト(…陳謝) ■スケッチポイント-仙台駅北X橋 |
すみません、諸事情にて「速報」が「遅報」になってしまいました。夏の講座ダイジェスト(勝手に…)でアエル脇X橋でのスケッチを紹介します。 かつて東北本線を跨いで仙台駅の西側と東側をエックス状の陸橋が結んでいました。いまは形状は変わって一本の橋になりましたが、下をくぐるとかつての面影がいまだに残っています。近代的なビルと古めかしい煉瓦のコントラストがおもしろいです。 途中、受講生の女性がポツリと一言。「この橋の設計には私の父が係わっていたんですよ…。」 過去を見事に消し去って発展してきた仙台の景色の中でも、記憶にしっかり焼き付けておきたい風景でした。 | ![]() |
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![]() ◎X橋 ■ウォーターフォードホワイト水彩紙F4スケッチブック |
■10月14日 ■スケッチポイント-秋保、磊々峡 |
里にもそろそろ紅葉の時期、仙台郊外秋保温泉に沿う渓谷、磊々峡へ出かけてみました。まだ紅葉は僅かですが、仙台に住んで20数年、はじめて目にする磊々峡におもわず「おお〜!」。2時間があっという間という声もちらほらでした。それにしても岩と緑しか目に入らないアングルはむづかしい…。岩の質感を心の中でぶつぶつつぶやきながら(ぐい、がき、ざらざら、ぐにっ…)のスケッチでした。 |
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![]() ◎磊々峡 ■クロッキーブックに水彩 |
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●日時-6月28日午前9時仙台出発-柳津泊-6月29日午後5時仙台着 ●スケッチポイント-福島県柳津町-三島町-金山町 ●天候-6月28日/雨 6月29日/曇のち晴 ![]() 普段の講座では行けないような離れたスケッチポイントに、NHK泉文化センター淡彩スケッチ有志一同で年一回出かけています。今回のリクエストはなんと「柳津」。柳津や奥会津のすばらしさを講座の度に私から聞かせられていた生徒さんにとっては、「連れてってよ!」となって当然。かくして都合がついた14名+奥会津の伝道師?私は3台の車に分乗し一路柳津をめざしたのでした。 |
初日は「雨」という悪天候でした。会津が生んだ版画界の巨匠、斎藤清の美術館を柳津に見た後、西山温泉へ抜ける道筋の集落「滝谷」「湯八木沢」へ。「湯八木沢」で雨が一時上がり、軽くスケッチ。霧雨が再び降るなか金山町へと向かいました。実は金山町から昭和村へ抜ける道沿いに一軒の豆腐屋さんがあるのです。京都の料亭からも注文が入るという、それは美味しい豆腐屋さん。名前を「玉梨豆腐茶屋」といいます。味も良ければ、周囲の景観もこれまた素晴らしいのです。豆腐をいただいた後、店先に陣取り、金山曲家集落を皆でスケッチ。夕刻となり、今宵の宿泊先、柳津つきみが丘町民センターへと向かったのでした。 |
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二日目雨は上がり、時折強い日差しがのぞく天気の中、柳津町内で出発まで各自自由行動&スケッチです。虚空蔵円蔵寺、門前町風景、奥会津の家並み、只見川。町内絵になるポイントばかりです。皆、数枚の絵を仕上げ、帰路についたのでした。 |
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以下、2枚の絵をアップしました。一枚は虚空蔵尊円蔵寺。もう一枚は、なんてことない民家の軒先の「耕耘機」です。トラクターや耕耘機、軽トラといった、生活の糧に係わる機械って、奥会津の風景にぴったりだと思うんだけどなあ……。 |
![]() ◎講師作品「円蔵寺」 ■紙-WATERFORD-White水彩紙F4スケッチブック |
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![]() ◎講師作品「柳津にて」 ■紙-WATERFORD-White水彩紙F4スケッチブック |
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●日時-6月10日午前10時〜午後0時 ●スケッチポイント-仙台市深沼貞山堀 ●天候-晴 伊達政宗の命により作られた運河が仙台周辺の海岸沿いに残っています。「貞山堀」と呼ばれていますが、当時松島と阿武隈川を結ぶ水上交通の動脈だったそうです。年貢米や木材を積んだ船が行き来していたといいます。全長が40数キロにも及ぶ「貞山堀」ですが、今回は深沼地区に集合しました。堀をまたぐ歩道橋に陣取ってのスケッチでした。地元の漁師さんらが「ほ〜、いつも乗ってる船が絵になるって、不思議だなゃ」と通りすがりに覗き込んでいきました。 |
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諸事情により鉛筆のスケッチまでを現地で描き、色はアトリエに戻ってから着彩したものです。生徒の皆さんは船の難しさに悪戦苦闘の様子でした。船の形って美しいのですが、それは難しいものがあります。船を描くときいつも思うのです。「女性名詞で呼ばれるのもわかるよなあ、フネの持つ曲線は女性の曲線と一緒だよ…。」【彼女】と呼ばれるフネ達、それは美しいはずです。 | ![]() |
![]() ◎講師作品 ■紙-WATERFORD-White水彩紙F4スケッチブック |
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●日時-5月27日午前10時〜午後0時 ●スケッチポイント-富谷町町内 「富谷町にとても絵になるところがあるんですよ」と数人の生徒さんからのリクエストがあり、5月27日は仙台の北に隣接する富谷町町内に出かけてみました。新興住宅地が次々とたつ町ですが、町の中心は宿場の面影を色濃く残しています。細い旧街道に沿って建つ蔵や、昭和の面影を伝える建物は絶好のモチーフです。どんどん魅力あるモチーフが消えていく仙台。車で数十分北に向かっただけで時間の流れが違う町に出会うことが出来ました。 |
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今回は道幅が狭い旧街道沿いでした。30人が陣取れる場所を探すのが難しかったことと、たくさんのモチーフが点在しているので、時間の有効活用で見本制作はナシ。すぐに生徒さんにはおもいおもいの場所に散ってもらいました。そんなわけで今回は古山作品ではなく生徒さんの作品をご紹介します。 | ![]() |
![]() ◎生徒作品.......画/大浦徳昭 ■紙-Cotman水彩紙F4スケッチブック |
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仙台市泉区にあるNHK泉文化センターで、淡彩スケッチの講座を受け持ち、数年が経ちました。月二回、第二、第四火曜日に仙台市内、近郊で行っています。講座は私が現場で作品を一点制作することから始まります。今後、作品と現場の写真を随時アップしていく予定です。 |
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![]() ●スケッチポイント-宮沢橋河川敷 5月13日は仙台の中心を流れる広瀬川で行いました。宮沢橋たもと河川敷でのスケッチです。雲ひとつない晴天でした。 河川敷の堤防側に座ると広瀬川はあまり見えません。むしろビル群と自然の緑のコントラスト、木々のボリュームが印象的でした。生徒さん達からは「ビルがうまくかけないわあ」の声が。無機質なビルって、たしかに難しいです。私はそんなビル群の、長短さまざまな直線がたがいに組み合うおもしろさに注意を置きました。空の色が思った以上にあっさりと塗っていたので、帰宅後もう一度色を重ねて緑、建物の色合いも微調整。黄色い花は実際はもっと遠慮がちに咲いていましたが、絵のなかでは思いっきり咲いてもらいました。 |
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仙台市泉区にあるNHK泉文化センターで、淡彩スケッチの講座を受け持ち、数年が経ちました。月二回、第二、第四火曜日に仙台市内、近郊で行っています。講座は私が現場で作品を一点制作することから始まります。今後、作品と現場の写真を随時アップしていく予定です。 |
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![]() ●スケッチポイント-宮沢橋河川敷 5月13日は仙台の中心を流れる広瀬川で行いました。宮沢橋たもと河川敷でのスケッチです。雲ひとつない晴天でした。 河川敷の堤防側に座ると広瀬川はあまり見えません。むしろビル群と自然の緑のコントラスト、木々のボリュームが印象的でした。生徒さん達からは「ビルがうまくかけないわあ」の声が。無機質なビルって、たしかに難しいです。私はそんなビル群の、長短さまざまな直線がたがいに組み合うおもしろさに注意を置きました。空の色が思った以上にあっさりと塗っていたので、帰宅後もう一度色を重ねて緑、建物の色合いも微調整。黄色い花は実際はもっと遠慮がちに咲いていましたが、絵のなかでは思いっきり咲いてもらいました。 |
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