ギャラリー


ペインターギャラリー イラストレーションで私がよく使うソフトにペインターがあります。タブレットの併用が必須ですが、水彩タッチやパステル、油絵の具等いろいろな画材をシミュレイトするソフトで、非常に重宝しています。はじめてペインターにふれたとき、抽象画を好んで描きました。それを出版社の方が目に留め、岩手の地図をもとにイメージを組み込んだ抽象画イラストが描けないかとの依頼をいただきました。一部分ここにご紹介いたします。ベースは地図でした。


作品1:抽象岩手
出版社の方の目に留まり、岩手の地図をもとにイメージを組み込んだ抽象画イラストが描けないかとの依頼をいただきました。一部分ここにご紹介いたします。ベースは地図でした。




[遠野地方]
遠野の地図をベースに民話の里のイメージを組み込んだもの。遠野物語に登場するオシラサマと馬がモチーフ。




[胆沢地方]
岩手県南内陸部の地図がベース。胆沢地方で蝦夷連合軍を率い、坂上田村麻呂に抵抗した、英雄アテルイがモチーフ。もっともアテルイの肖像は残っていないのですが、想像で……。




[岩手県南沿岸地方]
リアス式海岸が特徴の県南沿岸部の地図がもと。入り組んだ入り江と交差する国道を抽象化。



作品2:宮沢賢治を描く
ここでは、宮沢賢治文学をペインターで表現してみました。




[ドングリと山猫]
「丸いのが偉い、とんがってるのが偉い、いやいや背の高いのが偉いんだ」とそれぞれ勝手なドングリ達の言い分を山猫が裁判。一通の手紙でその場に招待された少年は……。



[オッベルと象]
口がうまい悪徳実業家?オッベルと、素直な心を持った白い象の物語。口八丁手八丁、白い象をこき使おうとしたオッベルだったが……。



[鹿踊りのはじまり]
ケガをした農夫、嘉十が湯治場に向かう。途中、山の中で鹿の気配が。嘉十が置き忘れた手ぬぐいと栃団子をめぐる、数匹の鹿たちの奇妙な掛け合い。



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